皆様こんにちは。今日は、海外ドラマ“BANSHEE (バンシー)”をご紹介します。こちらもAmazonプライムの海外ドラマで見つけたのですが、最初は、パッケージの写真から、怖いドラマなのかと敬遠していましたが、あらすじを読んでから観始めた所、ひきこまれる面白さがありました。そして、もっとパッケージ写真をちゃんと撮影すれば良かったのにと思う程、主人公がなかなかのイケメンでした(笑)
ちなみに、暴力や性描写が多く、ファミリー向けのドラマではありません。
それでは、簡単にストーリーをご紹介します。
主人公の男性は、窃盗の罪で15年間刑務所に入っていました。出所後、一度も面会に来てくれなかったものの、共に窃盗をして逮捕されなかった恋人アナの元へ向かいます。ところが、バンシーという田舎町で暮らしていたアナには、何と夫と子供がいて、キャリーと名前を変えて幸せに暮らしていたのです。主人公の男性は落ち込み、バンシーにある酒場に行きます。そこで隣で飲んでいたのが、今日バンシーに来たばかりで、明日から保安官に就任するルーカスでした。ルーカスが客の男二人と乱闘を始め、何と酒場で亡くなってしまうのです。行く当てのない主人公は、保安官バッジを手に入れ、保安官ルーカスとして身分を偽り、バンシーで生活を始めるのでした。バンシーには、誰も反抗出来ないほど、悪事を働きお金を稼ぐ、カイ・プロクターという人物がいました。保安官ルーカスとして、最初は保安官らしくないふるまいが目立っていた主人公ですが、かつて窃盗をしていた時に身に着けた戦闘スキルや、仲間思いの正義感をいかして、次々とバンシーでの事件や問題を解決していくので、次第に仲間の保安官からも頼りにされていくのでした。
それでは、メインキャストをご紹介します。
ルーカス・フッド(アントニー・スター)は、本名は不明ですが、宝石強盗で捕まり、15年間刑務所に入れられていました。バンシーの保安官ルーカスになりすまし、昔の仲間であり、元恋人のアナと接触します。
キャリー・ホープウェル(イワナ・ミルセヴィッチ)は、本名はアナスタシアで、ルーカスの昔の仲間であり元恋人です。名前をキャリーと偽り、結婚して夫と子供と共にバンシーで暮らしています。実はミスター・ラビットという犯罪組織トップの娘です。
シュガー・ベイツ(フランキー・フェイソン)は、元ボクサーで、刑務所に入った経験があります。バンシーでは酒場を経営しています。偽物の保安官、ルーカス・フッドが誕生した時の酒場の経営者なので、全てを知っていて、ルーカスの友人でもあります。自身のガレージを居住地としてルーカスに貸し、厄介ごとから彼を遠ざけたりと何かと助けてくれます。
ジョブ(フーン・リー)は、ルーカスの元仲間のハッカーでゲイです。ハッカーの世界では伝説と呼ばれています。アナの行方をルーカスに教えたり、ルーカスがバンシーの保安官になりすます為の手伝いをしてくれます。ミスター・ラビットの手下が仕事場にやって来て、爆弾で吹き飛ばしたので、ルーカスやシュガーのいるバンシーへとやってきます。
ブロック・ロータス(マット・セルヴィット)は、バンシーの警察官で一番の古株です。離婚した元妻がいます。次期保安官と見られていたので、ルーカスが保安官として赴任してきたのをよく思っていません。
エメット・ヨーナーズ(デミトリアス・グロッセ)は、バンシーの警察官でルーカスの部下です。アメフト経験がありが体格が良く、ルーカスをアシストして危機を救ったこともあります。
ショバーン・ケリー(トリエスト・ケリー・デュン)は、バンシーの警察官でルーカスの部下です。ルーカスを今までのボスと同じで、バンシーで悪事を働く権力者のカイに屈するだろうと思っていましたが、カイに全く屈しないルーカスを見て、今までのボスとは違うと見直します。初めて犯人を撃ち殺し、犯人の仲間に報復され家を燃やされてしまいます。
カイ・プロクター(ウルリク・トムセン)は、バンシーの権力者で、表向きは精肉業を営むビジネスマンですが、裏では様々な犯罪に手を染め悪事を働く怖い男です。新しく保安官として赴任してきたルーカスにも、便宜を図ってもらおうとしますが、言いなりにならないので頭に来ています。
ゴードン・ホープウェル(ルス・ブラックウェル)は、キャリー《アナ》の夫で地方検事をしています。元海軍にいて湾岸戦争で活躍した過去があります。カイ・プロクターにはいつも敗訴しているので、いつか有罪にしたいと願っています。
デヴァ・ホープウェル(ライアン・シェーン)は、キャリーとゴードンの娘で、弟思いですが、いつも問題を起こしている不良娘です。レイヴでボーイフレンドが死亡した時にルーカスに助けられ、彼に一目置いています。出生に秘密があり、実は…。
ミスター・ラビット(ベン・クロス)は、ウクライナ人で犯罪組織のトップです。15年前にルーカスにダイヤを盗まれた事や娘のアナと交際していた事を恨み、彼が出所してからも執拗に追いかけます。ルーカスへ復讐し、娘のアナスタシアを取り戻したがっています。
レベッカ・ボウマン(リリー・シモンズ)は、アーミッシュの娘でプロクターの姪です。アーミッシュとしての生活が嫌いで、セクシーな格好をしては酒場に出入りしていて、ルーカスと関係を持ってしまいます。後にアーミッシュから追い出され、プロクターの家で世話になっています。
個々のキャラクターが濃いので、気になるキャラクターは沢山いるのですが、私のお気に入りのキャラクターは三人です。一人目はやはり、主人公の、保安官になりすましたルーカス・フッドです。元々が窃盗犯という、保安官とは正反対の人間ですが、根っからの悪では無いので、間違った事は間違っていると考え、仲間を思いやり、正義を果たそうとします。進む道を誤らなければ、最初から保安官になれたのではと思う位の正義感があります。そして大人の色気が溢れ出ているので、女性側からのアプローチがすごいです。モテモテです(笑) それなのに、自分を裏切って他の男性と結婚していたアナの事を一途に想い続けたりする純真さがまた魅力的なキャラクターです。
二人目は、酒場を経営するシュガーです。ルーカスが身分を偽っているのは承知ですが、ルーカスの本性を気に入り、部屋を提供してくれたり、何でも協力してくれる頼れる友人です。信頼出来、安心感のある優しい人柄です。
三人目は、同僚の警察官ブロックです。初めは、突然保安官として来たルーカスを快く思わず、不信感を持っていますが、彼と共に事件を解決していくに連れ、気をゆるしていきます。離婚はしていますが、人柄が良さそうで、ザ警察官という位、不正が嫌いで正義感に溢れている所が魅力的です。
暴力等の描写が苦手な方はお気をつけ下さい。
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