皆様こんにちは。今日は、海外ドラマ、“ザ・ボーイズ(THE BOYS)”をご紹介します。この作品には、Amazonプライムの海外ドラマで検索した時に出会いました。
初めは、パッケージを見て、不思議なヒーローものなのかなと思い、迷っていました。でも、キャストを見たら、何と“BANSHEE (バンシー)”のアントニー・スターや、“ゴシップガール”のチェイス・クロフォードが出ているとの事だったので、これは面白いかもと観てみる事にしました！
この作品は、巨大企業《ヴォート・インターナショナル》に雇用されている、スーパーヒーロー集団“セブン”と、彼らの悪事を暴こうと特殊能力を持たない人間が集まったグループ“ザ・ボーイズ”の戦いを描く異色のヒーロードラマです。
世間ではヒーローと思われているものの、実は裏では悪というヒーロー達を普通の人間達が倒そうとするという、突飛なストーリーで、グロテスクなシーンも沢山あるのですが、ピュアな恋愛もあったりと、何とも言えない雰囲気とストーリーにすぐに引き込まれていきました。
それでは、簡単にストーリーをご紹介します。
スーパーヒーロー集団の“セブン”は、各地でヒーロー活動をしたり、様々な作品やエンターテイメントに登場する人気アイコンとして活躍しています。彼らを雇うヴォート社は、ヒーローを利用して利益を得る一方、スーパーヒーロー達の中には、権力や私欲、名声にとりつかれ腐敗していく者もいます。そんな中、ヒーロー活動の巻き添えとなり、大切な人を失った人々が、スーパーヒーローへの復讐を誓い、チームを結成します。やがて、超能力を持たない人間達のチーム“ザ・ボーイズ”とスーパーヒーロー“セブン”との戦いが始まります。
それでは、メインキャストをご紹介します。
ウィリアム・ビリー・ブッチャー(カール・アーバン)は、フリーランスの元FBI捜査官で、イギリス出身のためロンドン訛りの英語を話します。妻のベッカが、“セブン”のリーダー、ホームランダーにレイプされた後に殺されたと考え、スーパーヒーローを憎むようになり、復讐を企てる“ザ・ボーイズ”を結成し、リーダーとなります。
ヒューイ・キャンベル(ジャック・クエイド)は、電化製品の店で働く平凡な青年です。恋人のロビンを“セブン”のAトレインとの衝突で失ったことをきっかけに騒動に巻き込まれていきます。アニーという普通の女の子の姿で出会った“セブン”のスターライトと、徐々にひかれあっていきます。
フレンチー(トマー・カポン)は、フランス出身のアウトローで、LSDやMDMA等の幻覚剤を常用し、銃の密輸入をしています。言葉を話さないキミコと心を通わせる一方、マザーズミルクとは常にいがみ合っています。
マーヴィン・T・ミルク/マザーズミルク(ラズ・アロンソ)は、あだ名はMMで、非行少年達の保護・更正の仕事をしています。妻と娘がおり、幸せに暮らしていたところ、ブッチャーに再会し、再びチームに引き入れられます。
キミコ・ミヤシロ(福原かれん)は、言葉を話さない日本人の女性で、コンパウンドVを投与され、感知能力や身体能力、再生能力が異常に発達しています。コンパウンドVの密売人に監禁されていた所を、“ザ・ボーイズ”に救出され、彼らと行動を共にするようになります。
【セブン】
ジョン/ホームランダー(アントニー・スター)は、“セブン”のリーダーを務める、ブロンドヘアのスーパーヒーローです。星条旗を模したコスチュームを身につけ、目から赤色のレーザーを出し、空中を飛び、透視する能力や高い聴覚能力、怪力、銃弾を弾き返す強靭な肉体を持っています。表向きは、正義のために悪人と戦うヒーローですが、その本性は自己中心的かつ冷酷非道で、自身を称える人々のことも内心では見下しています。他の“セブン”メンバー達にもパワハラな言動を繰り返します。
ケビン/ディープ(チェイス・クロフォード)は、7つの海の支配者を名乗るスーパーヒーローで、水棲生物と会話する事が出来ます。腹部にえらがあり、水中でも呼吸が出来ます。派遣される現場は、港や桟橋など水が多い場所です。新入りのスターライトにセクハラをした事で、ヒーローとしても人間としても社会的立場を失います。
Aトレイン(ジェシー・T・アッシャー)は、高速移動能力を持つ黒人のスーパーヒーローです。電車を引っ張る馬力も持っている、コンパウンドVの常用者です。ヒューイの恋人ロビンを誤って殺害してしまいます。
トランスルーセント(アレックス・ハッセル)は、透明化能力を持つスーパーヒーローで、完全に姿を消すには全裸になる必要があります。皮膚は簡単に貫くことが出来ず、刃物も銃もききません。
ブラック・ノワール(ネイサン・ミッチェル)は、漆黒のコスチュームに身を包んだ寡黙な覆面ヒーローです。
クイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)は、セクシーなコスチュームを身につけたスーパーヒロインです。驚異的な身体能力を持ち、トラック等にぶつかっても、身体には傷一つつきません。かつてはスターライトのように正義感に溢れていましたが、今では現実を受け入れています。
アニー・ジャニュアリー/スターライト(エリン・モリアーティ)は、壁を素手で破壊したり、片手で車を持ち上げたりする怪力や、電気を操り、手から光弾を放つ等の能力を持つスーパーヒロインです。長年“セブン”に憧れてその一員となったものの、腐敗した実態に失望し、やがて会社の方針や上司の命令に対し、反抗的な態度を見せるようになります。普段の姿アニーでいる時にヒューイと出会い、スターライトである事を知った後も普通に接してくれる誠実な彼にひかれていきます。
ストームフロント(アヤ・キャッシュ)は、手から雷を出すスーパーヒロインです。死んだトランスルーセントの代わりに“セブン”に加入しますが、権力欲のある野心的な人種差別主義者です。
マデリン・スティルウェル(エリザベス・シュー)は、ヴォート・インターナショナルの副社長で、社の権威を強めるために軍との契約を推し進めたり、権力を利用してヒーロー達の失敗や悪事を覆い隠します。ホームランダーの担当マネージャーも兼務していますが、彼とは複雑な関係にあります。
キャラクターの癖が強く、どのキャラクターも気になるのですが、私の一番のお気に入りは、スターライトのアニーです。
特殊能力を持ち、長年“セブン”に入る事を夢見ていた彼女ですが、実情を知ってから一気に冷めてしまいます。
スーパーヒロインとしての真っ直ぐな正義感と普通の人間らしさを持ち合わせていて、とても魅力的です。
スーパーヒーロー集団“セブン”のリーダーを務めるホームランダーは、あの“BANSHEE (バンシー)”のアントニー・スターが演じているのですが、“BANSHEE ”ではあんなにカッコいいキャラクターだった彼が、今回は嫌な性格の悪役で、しかもミルクの飲み方が赤ちゃん風でちょっと気持ち悪かったりと、私としてはショックですが、演技の幅を広げています(笑)
また、キミコ役を日本人の女優さんが演じられているのも見どころです！
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気になって下さった皆様も、この異様な世界にはまってしまうかもしれません。
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