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元国際線客室乗務員のココロ覚え

2022年8月 子連れ沖縄旅行 【CAVE OKINAWA】


皆さん、こんにちは!
沖縄には、見たいもの、行きたい場所が沢山ありますよね。
我が家は、基本はホテルでゆっくりしながら、チェックイン前やチェックイン後に観光地へ訪れることが多いです。
今日は、これまで幾度となく沖縄へ行っていたものの、今回初めて訪れた素敵な場所をご紹介したいと思います。

それは『CAVE OKINAWA』です♪

 

 

  CAVE OKINAWAはどこにあるの?

 

引用元:Google Map
『CAVE OKINAWA』の場所は、

住所:沖縄県うるま市石川嘉手苅479-1にあります。
石川ICや石川の街から、車で約5分です。

一見わかりにくいと感じるかもしれませんが、近くの神村酒造などを目印に行くと、迷わず到着出来るかと思います。
イメージは、林のような自然に向かって進む感じです。
「こっちでいいのかなぁ」と思いながら進んでいると、『CAVE OKINAWA』の看板が見えて来て、車が何台も停められる駐車場を発見したら、そこが受付です。
受付の近くには、木にかけられたブランコやハンモックなどがあり、早速子供達が遊んでいました。

左 : ブランコ   右 : ハンモック


 
 

  受付で料金を支払い、パンフレットをもらおう!

 

受付でもらえるパンフレット
料金は、大人500円、子供300円という、とてもリーズナブルな価格です。

ちなみに、駐車料金は無料でした。
奥にも広がりがあり、相当数停められそうでしたので、団体などが来ない限りは満車になることは少ないかもしれません。

こちらの『CAVE OKINAWA』は、4年前の2018年2月より本格的に一般公開したそうです。
コロナ禍で旅行出来ない期間もあり、何度沖縄へ行っていても、行ったことが無かったのは、まだまだ新しいスポットだったからかもしれません。

照明設備や安全通路も充実しており、子供から大人までが楽しめる洞窟探検が出来るようです。
 
 

 『CAVE OKINAWA』は元々どういう場所だったの?

 

『CAVE OKINAWA』は、昔から縁起の良い場所として知られており、沖縄の方言で、『ぬちしぬじガマ(命をしのいだ洞窟)』と呼ばれています。

琉球時代には、今帰仁城の王子が、内乱によりこの洞窟に逃げ込み、命が助かったという歴史があるそうです。
また、沖縄戦の時には、地元の住民300人がこの洞窟に約3か月間避難しており、後にアメリカ兵の捕虜となったものの、戦闘による犠牲者は出ず、1人も命を落とすこと無く助かりました。
更にその避難中に、洞窟内では男女の赤ちゃんが生まれたようです。
二度も人の命が助かり、男女の赤ちゃんも生まれたということで、この洞窟は、とても縁起の良い場所になっています。【洞窟内の看板より抜粋】

こういった歴史を知った上でこの洞窟内に入ると、300人の人がここでどのように暮らしていたのかなどと想像を巡らせたり、昔の人やその時代に想いを馳せたりと、よりこの洞窟に興味が沸き、しっかりと目に焼き付けたいなと感じました。
 
 

  いざ、洞窟探検へ!

 

駐車場を横目に、看板に沿って洞窟へ向かいます。

右 : 看板  左 : 洞窟への道

 

右上の写真にある看板を見ながら右に曲がると、左上の写真のような、1本道があります。その道を真っすぐ進んで行きます。

左 : CAVE OKINAWAの入り口看板   右 : 洞窟入り口

突き当りに『CAVE OKINAWA』入り口の看板が見えて来ます。
「へ~、この先から入って行くんだね~」
未知の探検に家族全員テンションが上がります。

『CAVE OKINAWA』 入ってすぐら辺

入り口を入ると、更にテンションが上がりました!
まず、テンションが上がったポイントは2点ありました。

1点目は、涼しい風が冷房のように吹き抜けて、一気に涼めたところです。
そう、この日は30℃を超える暑さで、「暑いね~」と言いながら駐車場からの道を歩いて来たので、汗だくだったのです。
そのため、この涼しい風にどんなに感動したことか…。ちなみに、洞窟内は、夏は涼しく、冬は暖かいようですよ。自然の力ってすごいですよね。

そして2点目は、この洞窟の見た目の迫力です。
映画『インディ・ジョーンズ』の世界に入ってしまったかのようで、トロッコでも出てくるのではとワクワクしました。


上の左の写真のように、コケや小さな緑の葉っぱが生えているところが幾つかありました。
所々に電球があり、その下がそうなっていることが多かったので、この洞窟内には太陽の光が入って来ないのですが、もしかしたら、電球によって光合成でも出来て、緑があるのかもしれません。


最初の広場と呼ばれる所には、上の写真のように大きな看板があり、この『CAVE OKINAWA』についての歴史や、この先の道のりなどについて書かれていました。

 
 

  広場の先を進んでいくと…

 

広場の先を進んで行くと、綺麗にライトアップされた、ブルーの洞窟が見えて来ました。


とても素敵な幻想的な空間でしたよ。
「すごいね~、自然にこんなに立派な鍾乳洞が出来たんだね~」
と何度も感動しながら進んで行きます。


安全に舗装された道の下には、川のように地下水が豊富にあり、そこにカニも生息していました。見たのは1匹でしたが、モクズガニというそうです。

この地下水に300人の方の命が救われたのかもしれないなぁと感じました。


上を見上げても素晴らしい景色で、立派な鍾乳石が連なっていました。
鍾乳石は、基本、1㎜成長するのに10年もかかるそうです。
このつらら石に時代を感じました。

 
 

  中央広場から更に進むと…

 

全長200mの洞窟の、ちょうど中央位に中央広場があります。
ここには、紅白岩と呼ばれる縁起の良いシンボルがあり、白っぽい鍾乳石と赤茶っぽい鍾乳石が、端と端で向き合っているように見られました。
赤色の鍾乳石は珍しく、雨水と共に赤土を含んで色づいたと言われています。

左 : 紅白岩の説明  真ん中 : 赤い鍾乳石  右 : 白い鍾乳石

 


更に進んで行くと黄金岩がありました。

黄金岩


 

この黄金岩は、触ると黄金に恵まれるということなので、家族みんなでご利益を賜るべく、何度もしっかりと触れてきました。

そして、少し離れた所からでもわかる位にキラキラした岩が見えてきました。

キラキラ岩

 

その名も、キラキラ岩
上の写真ではキラキラ感は伝わりにくいかもしれませんが、白い点々のようなものがキラキラしていた部分です。

スピリチュアルなパワーを秘める、天然石カルサイトの一種のキラキラ岩は、パワーストーンということなので、何か恩恵を受けられたらと、こちらにもしっかりと触れてきました。

キラキラ岩を過ぎると、またライトアップされた鍾乳石が現れました。



この洞窟を歩いている途中、ライトアップされていない暗めの場所では、たまに頭上にこうもりが飛んでいました。
飛ぶ姿や止まっている姿は写真では捉えられませんでしたが、その動きはとても素早かったです。
この洞窟に生息しているコウモリは、キクガシラコウモリと言うそうです。

太陽の光が届かない洞窟では、暗闇の環境に適した生物が生息しているそうで、私達もこの洞窟で幾つかの生物を見ることが出来ました。

最初から最後まで、ずっとワクワク楽しんで来た洞窟探検も、もうすぐ終わりが近付いています。出口が見えてきてしまいました。
出口の手前で上を見上げたら、ハートのように見える、ハートロックがありました。

ハートロック

最後まで素敵な景色を楽しませてもらいました。

出口です

 

そして、200mの洞窟探検を終えて出てきました。

ぬちしぬじガマ出口

 

沢山の命を救った洞窟は、足を進める度に感慨深く、その絶景と中にある幾つかの希少な鍾乳石を見られたことは、本当に素晴らしい体験でした。
子供達と一緒に貴重な体験が出来たので、ここ『CAVE OKINAWA』に行けてとても良かったです。

ピンクバナナの木

上の写真は、出口を出て歩き始めてすぐの所にあった、ピンクバナナの木です。ピンクのお花が可愛いのと、珍しいなぁと思って、思わず撮影しました。

さぁ、この後ですが、何せ入り口から出口まで全長200mの洞窟ですし、洞窟内では何度も上への階段を上りましたので、すぐに最初の駐車場には着くはずもなく、ひたすら道を下って行きました。
そうして汗だくになりながらようやく駐車場に戻って来ました。
最初の受付横で販売しているブルーシールアイスを購入し、車内に戻り、冷房を最大限にかけてから、中で美味しく頂きました。




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ちなみに、口コミで、「足場が水びたしでぬるぬるしているので、スニーカーで行くといいです」と書いてあったのですが、私は当日スニーカーでは無く、ローヒールのバレーシューズで洞窟探検に行きました。
確かに足場となる道は水で湿っていてぬるぬるしている感じはあるので、スニーカーで行くのがベストかもしれませんが、ローヒールでも大丈夫でしたよ。
ただ、ハイヒールや汚れたくない高級なシューズで行くのはやめておきましょう。

この記事を読んで、『CAVE OKINAWA』に興味を持って下さった方、沖縄旅行の際にぜひ足を運んでみて下さいね♪


 
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