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元国際線客室乗務員のココロ覚え

1泊2日子連れ長野旅行 真田邸と真田宝物館へ



皆さんこんにちは。
2023年3月末、子供達の春休みに、長野旅行へ行って来ました。
行き先は千葉県か長野県で迷っていたのですが、2~3度程しか行ったことのない長野県へ行ってみることにしました。
宿泊ホテルは、メンバー特典のある、ダイワロイヤルホテル系列の【Royal Hotel NAGANO】です。

ロイヤルホテル長野 

初日は、関東から長野までの車での移動もあるので、ホテル周辺の散策をすることになりました。



るるぶ長野 善光寺 上田 戸隠 小布施 (るるぶ情報版地域) [ るるぶ 旅行ガイドブック 編集部 ]



長野県へ入ったのは午後15時を過ぎていました。
天気はあいにくの小雨で、どこへ行こうかと話していた所、
ホテルの近くでもある【真田宝物館】がまだ開いていたので、そちらへ行ってみることにしました。

【真田宝物館】へ着いて、チケットの券売機の前で、どのチケットを買おうかと悩んでいると、受付の方が、
「ここから歩いてすぐの所にある【真田邸】へは行かれましたか?【真田邸】も素敵ですよ。」
とおっしゃるので、まだ行っていないし、せっかくなのでどちらも行ってみようと、2館周遊のチケットを購入しました。
そして、受付の方の、「先に【真田邸】へ行かれた方がいいですよ」のアドバイスを受け、先に【真田邸】から行ってみることにしました。

さて、先ほどから出て来ている、真田とは何者なのか。
疑問に思っている方へ簡単にご紹介させて頂くと、江戸時代の大名である、松代藩主の真田家のことです。

【真田宝物館】の横を通って【真田邸】へ向かいます。
【真田邸】の手前に真田信之公の像がありました。この方が松代藩の初代藩主です。

真田信之公の像

時代を感じる立派な入り口が見えて来ました。

真田邸入り口

こちらの受付と書いてある看板の右側でチケットを見せてから、中へ入ります。
中へ入ると、これまた立派なお屋敷が…

真田邸 玄関

こちらの玄関からお屋敷の中に入って行きます。

左:真田邸の説明  右:釘隠し

雰囲気のある扉があります。杉戸と言うそうです。

杉戸

そしてこちらは御湯殿と呼ばれる当時のお風呂です。

御湯殿

こちらの左のくぼみに湯舟が置かれていたようです。置かれていた湯舟もそれなりに大きいのだろうと思いますが、洗い場もなかなか広いなぁと感じました。

手洗の間

こちらは手洗の間です。トイレだけでは無く、当時から手を洗う所がちゃんと用意されていたのだなぁと感心しました。

御化粧の間

こちらは御化粧の間です。女性がお化粧をするために使っていたお部屋のようです。

ふすま

ふすまには綺麗な絵が描かれているものもありました。
名所図や花鳥図などがあり、空間を華やかに彩っていました。

左:表と奥の説明  右:御殿平面図


そして、私がこの真田邸で一番感動したのが、こちらの広大なお庭です。

真田邸 庭
真田邸 庭

これ、お庭なんですよ!公園じゃないんです。
初めて見た時は、「何これ~!広過ぎてお庭じゃないみたい」と、衝撃的な広さで本当に驚きました。
以前拝見した、川越城のお庭よりはるかに広くて立派でしたよ。
こんなに広いので、公園のようにダイナミックな遊びも出来るでしょうし、立派な木々の観察をしたり絵を描いたり、四季を楽しんだり、広い池で鯉も飼ったり…。
ずっと見ていても飽きない、見ているだけで夢がふくらむような、とても素敵なお庭でした。

庭先の亀

いや~、真田邸、当初行く予定は無かったのですが、行ってみて本当に良かったです。
中の一部のお部屋では、テレビと椅子が幾つか置いてあり、一定間隔で真田家の歴史のようなビデオが流れていました。
私たち家族も、椅子に座って真田家の歴史のビデオを観ました。
知らなかったことだらけで、大変興味のある内容でした。

さて、次は【真田宝物館】へ向かいます。
17時までなので、急いで行かなければ…。

真田宝物館


【真田宝物館】へ再びやって来ました。

皆さんもお気付きかと思いますが、真田邸の展示物にもあって、こちらの宝物館の入り口やこのパネルにもある、六つの〇(銭)!
これ、ファンの方は知っていらっしゃると思いますが、私は真田家のことはあまり詳しく無かったので知りませんでした。
そう、この六つの〇(銭)は、真田家の家紋である、六連銭です!

真田家 家紋 六連銭

上記の説明文にもありますように、迷いあるものが生死を繰り返す6つの世界で、地蔵菩薩に捧げる報さい銭を六動銭といい、死者を埋葬する時に六動銭を納める風習があったことから、戦にのぞむ武士の覚悟を表した、こちらの六連銭が真田家の家紋になったようです。


左は、豊臣秀吉から真田昌幸への手紙。
右は、真田信之が、自分が参陣できなかった大阪冬の陣へ代わりに向かった息子の信吉と信政のことを、参陣した家臣たちによろしく頼むと送った書状。

大阪冬の陣を描いた絵図

こちらは、大阪冬の陣を描いた絵図です。
自分の持ち場が記された、名前入りの絵図。どのようにして攻めていくか、細かく決まっていたんですね。

真田家の人びと

真田家略年表



右の全身鎧は、人が入っていないとわかっていても、大きさが大きさなのでドキっとしてしまいます。
口ひげがあるのでより一層人間のようで…。目と口以外が覆われた覆面のような鎧があったんですね。

左:屏風  右:源氏かるた

左の屏風、優雅な鶴や遠くの山々などが描かれ、とても素敵でした。
右は源氏かるたです。源氏物語の代表的な54首をかるたにしたようですが、小さいかるたにも関わらず、1枚1枚に人や植物などのイラストと文字が丁寧に描かれていました。


左は、鳥獣や魚介などを描いた羽毛図巻です。
羽毛図巻というだけあって、虎の毛や鳥の羽根などが細かく繊細に描かれているので、ふわふわしている感じが伝わって来ました。

日記

日本人は昔から日記をよく書いていたんですね。
年代物の日記であるということが、紙の感じから伝わって来ます。
筆で書いているのでしょうか、とても達筆ですよね。

殿様の携帯用トイレ(大)

こちらは何と、殿様の大便用の携帯トイレです。
真田家最後の藩主、真田幸民の物のようです。黒漆塗りで中は銅張りなので、初めて見た時は台所用品かなと思い、まさかトイレだとは思いませんでした。
殿様は外での携帯用トイレまでもが立派ですね。


真田家伝来の将棋盤と駒

こちらの将棋盤の駒は何と陶器で作られています。
将棋は武家の楽しみであったようですが、将棋もこんなに昔から存在していた歴史あるボードゲームなんですね。
昔の人も将棋で遊んでいたなんて、何だか現代と通じるものがあって嬉しいですね。

この後は、実際に鎧を着られるゾーンや、着物を羽織れるゾーンなどがあり、子供達に着せて写真撮影をしました。

【真田邸】と【真田宝物館】は、私たちのようにあまり真田家に詳しく無い方でも、十分に楽しむことが出来る文化財と博物館でした。
こちらに行くことで、真田家の歴史も知ることが出来て、とても有意義な1日でした。
皆さまも、長野県へ行く機会がありましたら、ぜひ訪れてみて下さい。



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