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元国際線客室乗務員のココロ覚え

2018年7月 子連れハワイ旅行 7日目 帰りのフライト 時差ボケにならない秘訣



あっという間に帰国日になってしまいました。
お部屋で簡単に朝食を食べてから、最終的な荷造りをして、ロビーに向かいます。
チェックアウトをしてほどなくすると、ほぼ予定通りにリムジンがお迎えに来てくれました。
このリムジンで空港まで行きます。
行きと同じリムジンですが、運転手さんは違う方で、日系の方でした。
運転手さんが話して下さる、ハワイの物価が上がっている話やハワイの高い土地の話で盛り上がっていると、あっという間に空港に着きました。

ここで、ダニエル・K・イノウエ国際空港についてちょっとだけ。
私がクルーとなってしばらくの間は、離着陸時の機内アナウンスで、Honolulu International Airport(ホノルル国際空港)とご案内していましたが、皆様ご存知のように、2017年4月27日ホノルル国際空港の名称が変更となりました。
その名も、Daniel K. Inouye International Airport(ダニエル・K・イノウエ国際空港)です。
最初に変更の話を聞いた時は、「ホノルルがイノウエさん!」と驚きましたが、イノウエさんは日本人名としてとても多い苗字なので、何だか親近感がわきますよね。
しかも日本人の大好きなハワイの空港の名前になるなんて、日本とハワイの友好関係の良好さも感じられますよね。
ダニエル・K・イノウエさんは、日本人のご両親から生まれたハワイ生まれの日系二世だそうです。
アメリカ初の日系人議員として、下院議員を務めた後の1963年から何と50年近くにわたり上院議員に在籍した重鎮であり、上院仮議長で、大統領継承順位第3位だったという、とても素晴らしい経歴を持つ方なんです。
亡くなられた時は、あのオバマ元大統領も参列されたそうですよ。
そして、ダニエル・K・イノウエさんがホノルル国際空港の名前に選ばれたのは、この素晴らしい経歴はもちろん、ホノルル国際空港の予算確保に大きく貢献したこと、また、ホノルル国際空港を多くの日本人観光客が利用しているので、日米友好の架け橋となったダニエル・K・イノウエさんがふさわしいとなったそうです。
日本人としてとても誇らしいですね。

さてさて、帰りもデルタ航空にお世話になるので、デルタ航空にチェックインをし、スーツケースを預けた後は、長蛇の列が出来ているセキュリティに並びます。
セキュリティーを抜けてすぐの所にフードコートがあるので、取り敢えずそこでお茶をしながら、大人は交代交代で免税店などを見に行く事にしました。
成田行きの搭乗ゲートまでかなり距離があるので、ある程度の時間になったらゲートへ向けて歩き始めます。
子連れは色々と時間がかかるので、早目早目の行動がいいですね。
ゲートに着くと、DFSの職員の方が免税品の受け渡しを行っています。
私も受け取りがあったので、職員の方にレシートを見せ、無事に受け取りました。

そう言えば、ゲートでDFSのお買い物の受け取りを忘れたまま、機内に乗ってこられるお客様がたまにいらっしゃいました。
もちろん、機内でその方を探しまわりますが、せっかく買った商品なので、皆様どうぞお忘れなく受け取られてから搭乗して下さいね。

さて、ホノルルからの帰りのフライトは、昼間で明るい上、フライトタイムも行きより30分~1時間半ほど長くなります。(各航空会社によって時間差がございます)
つまり、夜間フライトのように簡単に子供を眠りに誘うのが難しい空間となります。
ただ、元気な子供といえども旅行の疲れはあるでしょうし、日本とハワイの時差が19時間もありますので、何となく眠いという状態ではあるかと思います。
機内に乗り込んでしばらくは、機内食を食べたり飲み物を飲んだり、映画を観たりゲームをしたりと、元気に過ごしている子供も、いつの間にかことんと寝ていることがあります。
ですので、小さなお子様を連れてハワイに行ったのはいいけど、帰りのフライトでずっと起きていたり、ぐずったりするのが心配と思っている方も、きっと大丈夫です!
万が一お子様が泣いたりぐずってしまったら、ベルトサインが消えていれば、ぜひ機内をお散歩してみて下さい。
お子様(お母様も!)の気分転換にもなると思いますし、クルーが着席するシートの横に飛行機の扉がありますが、そこの小さな窓からも空や雲の素敵な景色が見えますよ。
きっとお散歩しているうちに泣き止むでしょうし、眠くなるきっかけとなってくれるかもしれません。

最後に、時差ボケについて。

皆様は海外旅行から帰国して、時差ボケになったことはありますか?
私は、これまでたくさんの国に行きましたが、日本に帰ってきてから時差ボケになったことがないんです。
そしておそらくですが、私の考える時差ボケにならない秘訣は、これです。

どこの国にいても、その国の時間で行動する!

もし現地に着いて、どうしようもない眠気がおそってきたとしたら、仮眠は1時間ほどにします。
そしてそれ以降は、現地時間に合わせて行動してみて下さい。
もちろん日本に帰国してからも同じで、帰国したその日から早速日本時間に合わせて行動してみて下さい。
そうするとなぜか時差ボケになりませんし、翌日からも日本時間で普通に生活していけますよ。
ぜひお試し下さいね。

ホノルル楽しかった~、また行くね~、素敵な時間をありがとう♪

 

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