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元国際線客室乗務員のココロ覚え

子連れお出かけ☆ 横浜“日本郵船氷川丸”に乗船 2018年12月

皆様こんにちは。横浜の山下公園の前に係留保存されている、“日本郵船氷川丸”をご覧になった事はありますでしょうか。そうです!山下公園の海沿いをお散歩していると見える、あの大きな船です。

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いつもは横目に通り過ぎるだけだったのですが、お船に乗船するのも何だか楽しそう♪と、家族で初めて、“海に浮かぶ文化遺産”である日本郵船氷川丸の船内を見学してみました。その様子をご紹介します。

12月という事で風の冷たい時期でした。

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この入館料、重要文化財にも関わらず、お財布にやさしくて嬉しいですね。

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船内の見学できるお部屋の地図が書いてあります。

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さぁ、タラップを渡る直前の注意事項を確認しながら、いざ乗船。中に入ると、まずは受付で入館料を支払います。

こちらの入ってすぐの場所で、日本郵船氷川丸の歴史のビデオを観ます。日本郵船氷川丸の歴史を簡単にお伝えしますと、アメリカのシアトル航路の貨客船として建造され、戦時中は病院船として多くの人を助けたそうです。戦後は貨客船に戻り、1960年に引退するまで、太平洋横断254回、計2万5千人のお客様を運び、1961年よりここ山下公園前に係留されているそうです。長さは163.3mで、幅は20.12mもあります。2016年に重要文化財に指定されたそうです。

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入ってすぐの館内です

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見ごたえがあって、とても勉強になりました

それではいよいよ船内の見学です。何だかワクワクしてきました。まず、初めに見たお部屋は一等児童室です。一等客室の子供用のキッズルームです。昔からこういうのがあったんですね。一等客室のお客様が食事をする時などに、ここで子供達を遊ばせてくれたそうです。いたってシンプルですが、もしかしたら当時はおもちゃ等が置いてあったのかもしれませんね。

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一等児童室

続いて一等食堂です。一等とあってとてもゴージャスな食堂です。アールデコの装飾がより優雅な空間を演出しています。美味しい料理とサービスでお客様に喜ばれたようです。

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一等食堂

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一等食堂

続いて、上の階へ行くために階段をのぼります。

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これは!!船の中にいかにもありそうな、ステキな階段ですよね。

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階段の上の手すりの中央には、氷川神社の神紋の八雲の飾りがありました。日本郵船氷川丸という名前は、氷川神社から授かったそうです。そのため、船内装飾には氷川神社の神紋である「八雲」が用いられています。

階段をのぼると、一等読書室があります。こちらも優雅な空間となっています。

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この一等読書室を抜けた先には、一等社交室があります。

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優雅な空間。一等社交室

一等社交室では、ダンスパーティーが開かれるなど女性の社交場であったようです。アールデコの装飾が施され、とても優雅な空間でした。ここ一等社交室のソファーに座ってみました。座面が何とも言えない感触というか、フカフカというかで、トランポリンのように跳ねる感触がありました。子供たちは、トランポリンみたいと大喜びでしたよ。一等社交室を出ると廊下があり、その途中に“シアトル航路の旅”という展示室があります。

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お食事のメニューです。絵も日本らしくて素敵ですね

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荷物に貼るステッカーです。こんな可愛いデザインなんですね。

続いて一等喫煙室です。当時から分煙という意識があったのかはわかりませんが、たばこを吸ったり、お酒やゲームを楽しむ男性の社交場となっていたようです。喫煙室というだけあって、天井に空気穴があります。こちらも落ち着いた空間でした。

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一等喫煙室

続いて一等客室です。どんなお部屋なのか、楽しみです♪

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一等客室

何とシングルベッドが2台のツインのお部屋となっていました。そしてベッドの間には洗面所があり、大きな鏡張りのクローゼットもありました。

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一等特別室

続いて一等特別室です。こちらもツインのお部屋ですが、洗面所が同室に無く、ベッドルームとして独立していて、よりセレブリティなお部屋ですね。

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一等特別室 浴室

そして何と浴室、バスルームがその隣の部屋にあります。縦並びではありますがホテルのようで、お船に乗っているのを忘れそうですね。

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一等特別室 リビングダイニングルーム

さすが一等特別室です。リビングダイニングルームも、隣の部屋にちゃんとありました。全てのお部屋が役割ごとに分かれているなんて、やっぱりホテルライクな贅沢な客室ですよね。どんなセレブリティがこちらの一等特別室に泊まっていたのか…。

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屋外デッキ

一等特別室を抜けると、屋外デッキに出られます。景色は横浜らしく素敵ですが、とにかく海風が冷たく、寒いんです。そして私は、あの名作【タイタニック】の映画を思い出していました。ご覧になった方も沢山いらっしゃると思いますが、【タイタニック】では、ゴージャスの限りを尽くしたタイタニック号の中で主人公の恋愛が繰り広げられます。そして、タイタニック号が氷山にぶつかり、徐々に沈んでいく中で、乗客は生きる為に船からの脱出を試みるというストーリーです。氷河があるという事は今よりずっと寒い季節であったわけで、海風がビュービュー吹いている極寒の中で、ヒロインはよく海に浮いた板の上で生きのびることができたなぁと。タイタニックから生還した方々はホントにすごいなぁと改めて感じていたのでした。さぁ、寒いので次の操舵室へ移動します。

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操舵室

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操舵室 氷川神社の神棚がありました

船内の神棚には氷川神社の御祭神が祀られていると聞いていた通り、操舵室に氷川神社の神棚がありました。ここで航海の安全を祈ったのでしょうね。操舵室では、24時間体制で船の安全運航を見守っていたようです。船全体の状況がわかるように色々な装置が集まっていました。続いて下の船長室へ行きます。

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船長室

船長室、思った以上に広くて素敵なお部屋でした。この大きな船舶の指揮者には、やはりゆったりできるお部屋が必要ですよね。

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船長室

隣のお部屋には、シングルベッドとデスクがありました。こちらのデスクで書類仕事などもしていたのでしょうか。

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船長室 浴室

やはり船長さんには個室の浴室があったんですね。ここでゆったりお湯につかっていたのでしょうか。続いて機関室へ向かいます。

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機関室

ここでこの大きな船舶を動かしていたんですね。誕生当時、最新鋭のエンジンだったそうですよ。至る所に英語の表記がありました。続いてギャレーの横を抜けて三等客室へ行きます。

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三等客室

こちらが三等客室です。2段ベッドが4つあり、8人部屋でしょうか。それぞれのベッドにカーテンが付いているので、一応個の空間は保たれそうですが、一等客室や一等特別室と比べるとやはり大きな差があります。先程私が思い出した、映画【タイタニック】でもそうでしたが、三等の乗客は一等の乗客がいる部屋等に立ち入ることが禁止されていました。船の中では、身分等の違いで一等の乗客や三等の乗客として、完全に区別していたんですね。そろそろ見学も終盤です。出口へ向かう廊下の途中に、“氷川丸の航跡”という展示室がありました。

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展示室

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この看板をもって、船内見学が終了となります。

いや~、想像以上に見応えのある見学でした。子供達も好奇心旺盛に楽しんでいました。社会科見学に来ているかのようなワクワク感と、タイムスリップしたような錯覚に陥ってしまう、当時のままの船内の様子。この大きな船の中で優雅な時が流れていたのだろうなと想像せずにはいられませんでした。皆様も横浜の山下公園へ行く機会がありましたら、ぜひ一度、“日本郵船氷川丸”に乗船してみて下さいね。

あぁ、いつか船旅もしてみたいなぁ♪

 

 

 

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